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2008年1月13日 (日)

記憶の彼方から

今日は先日のクリスマスダンスパーティーに出席していたさる方のお宅に家族で招かれていました。
家を建てる際ご夫妻でアイデアを出しあったそうで、機能的かつ随所に遊び心溢れる仕掛けを施していて、住んでいるご一家が少しうらやましかったです。


夕食を共にした後は祖母が夫妻に渡すために持ってきたパーティーのDVDをそろって見ました。
ちょうど夫妻の踊っている場面になって、旦那さんが「ここで、ちょっと間違ってしまったんですよ」と照れながらうちの両親に説明するよりいち早く、私はその旦那さんがステップを一歩多く踏んでしまったミスに気づくことが出来ました。
そのことを伝えるとずいぶんと驚かれたものです。

正直、自分自身でもどうして気づくことが出来たのか不思議でした。
私がダンスを習ったのは昨日が初めてで、しかも夫妻の踊っていたワルツのステップなんて教えてもらっていません。
しかも、私と同じく素人の両親は言われるまで気づくことが出来ませんでしたしね。

親と自分と何が違うんだろうと考えていて、思い当たることが一つ。
ダンスパーティーに出席していた年月は私も親と同じ。
でも、ダンスの練習を見ていた時間はずっとずっと私の方が長いということ。

私は両親が共働きでしたので、赤ん坊の時分から祖母に面倒を見てもらっていました。
祖母が社交ダンスを始めたのがちょうど私が3歳のとき。
兄はそのとき一人で留守番を出来る年齢になっていましたが、私はまだまだ目に届くところにおいておかないと安心できないということで、祖母が出かけるときは常に一緒に行動していました。
それこそ祖母がダンス教室で先生にレッスンを受けているときも、昨日のような地域のダンスクラブで踊っているときも。
小学校に上がるまではそうやって祖母の踊りを見ていましたし、その後もわりと手のかかる子供だった私を祖母は何かにつけ連れて行っていました。

当時はダンスに興味なんかなく、ボールで遊んでいたり他の生徒さんに相手してもらっていましたが、意識の底には祖母の踊っていた姿が残っていたのでしょうね。
昨日思ったよりもスムーズにステップを踏むことが出来たのも、今日ステップのミスに気づくことが出来たのも、記憶の奥底にあった祖母の踊る姿が無意識の内に自分自身の糧になっていたのかなぁと嬉しくて少し涙が零れ落ちそうになりました。


柄にもなく真面目に社交ダンスの思い出を語ってしまいましたが、始めて良かったと思っています。
いつか祖母と踊れる日が来るのが楽しみです。

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